新年に想う

  
 明けましておめでとうございます。皆様にはお健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。私たち昭島市社会福祉協議会もつつがなく新年を迎えました。当会は今年、社協法人化五十周年を迎えます。これもひとえに皆様からのご支援ご協力のお蔭と存じ、有難く心より御礼申し上げます。
 さて先年来、五十周年の祝いのテーマを何にしようかということで協議してきまいしたが、「えん」と決定致しました。
 「えん」につきましては従来、絆とか・共生とかとか言われ、サロン活動など地域に密着した人間関係に思い至りますが、昨年十一月全国社会福祉大会第二部で書家金澤翔子さんの母泰子さんの話を聞く機会がありました。お話の中で、翔子さんが10歳の頃に般若心経(276文字)10組を3か月かけて書き上げたこと、又、30歳で自立し現在に至った事など、ダウン症の娘をもった母親として苦悩・試行錯誤や忍耐努力と、それを甘受する翔子さんの感性と受容の姿など誠に頭の下がる思いのひと時でもあり、福祉に身を置く一人として介護や地域に密着する福祉について思いを深くする時間でありました。まこと、福祉の立場と致しまして最高の実践であると感銘深く聞き入った次第でした。長年剣道の指導をしてきましたが、私自身わが子の指導程難しいものはないと経験しておりましたから、なお一入の思いでもありました。
 この先、年号も改まり、スポーツの祭典も次年にひかえ、福祉のおかれる活動分野も範囲も大きく広がってくることと思います。この転換期を迎えるであろうこの一年、金澤母子のような縁(人間関係)の素晴らしい展開となるように、私たちも心して出会いの、友好の、更には地域との「えん」を、しっかりと守り育ててゆくことが大事であると思います。そのためには、ひとり一人が自律と自立の感覚を心の内に確保し実践することが肝要と存じます。
平成31年1月4日    

 

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