年のはじめに

  
明けましておめでとうございます。新春の元朝さぞや皆様には爽やかにお迎えの事と心からお慶び申し上げます。
 さて、顧みますと昨年は、いつになく重大な出来事の多い年でありました。海外においては、米国トランプ大統領の就任、英国政府のEU離脱の正式通告、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」会議の開催等々、世界への影響に一方ならぬものがありました。
一方、国内にあっては、総選挙を含む政界の変革、それにも況して大きな出来事は、光格天皇以来二百年ぶりとなる天皇ご譲位の閣議決定でありました。今年が丸一年ご在位となる最後の年となります。そこはかとなく、大きな変革の時代となるような思いにかられる事であります。
 上野動物園では、「リーリー」「シンシン」に子が生まれ、係員の十全な努力の結果「シャンシャン」と命名され立派に成長を続けており、微笑ましいニュースとなっておりました。また、季節に目を転ずれば、天候が不順であったことが逆に、紅葉の見ごろを長引かせてくれたとも言えます。自然界の移り変わりのきまりとは申せ、その妙味にはいたく感動を覚えるところであります。そこには、仮の姿も虚構も全く見られません。動植物の世界・自然界そのままであります。社会生活も自然の流れにそってゆくならば、たとえ些細な軋轢や不和があったとしても、平和は保たれてゆくのではないでしょうか。
さて、今年の歌会始のお題は「語」であります。長年、社会福祉協議会に身を置く者として、地域福祉社会を構築していく上で最も大切なことは、「和」すなわち円やかな関係、お互いを思い合う人としてのやさしさにあると思っていますが、それは、突き詰めてゆくと言葉の選び方・使い方によって大きな差異を生むものであると感じています。
古来言葉は言霊(ことだま)とも申します。日頃の生活の中で日本語の美しさに気付かされることもありますし、又強さに驚かされることもあります。福祉の道を歩む者として、心して言葉づかいに留意し、精進してまいりたいと存じます。何卒変わらぬご指導ご協力の程願いあげます。
本年も皆様のご多幸、ご清栄を衷心よりご祈念申し上げます。
平成30年1月4日    

 

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